ゴミのような私

もともと私は

努力だけが取り柄のような人間でした。

何も才能はないけれど

人一倍頑張ることは得意なはず。

そう言い聞かせてきたのです。

そんな私がついに努力すら出来なくなり

ゴミのような自分に

毎日嫌気がさしていました。

昔はがむしゃらに頑張れたことも

歳をとるごとに

こんなの頑張ってなんの意味があるのだろうと考えるようになってしまい

やる前から諦めたり

失敗を恐れて全力で出来なくなったり。

広い世界を知るようになると

上には上がいることを知り

自分はどんなに頑張っても

無駄なんじゃないかとか。

1人で田舎から上京してきて

ホームシックやら五月病やらに完全にやられて

人生の終わりのような気持ちになっていました。